2018年6月26日火曜日

ニュースレター002 6月19日の活動報告

ニュースレター002 619日 火曜日

待ち受ける重要な務めに向けて霊的に準備するために、一日静修が行われました。神言会のオンメルボルン師と聖霊会のマリア・クリスティーナシスターが静修の招きをしてくれました。どちらも祈りと瞑想のためにたっぷり時間を取ってくれました。午後遅くに、私たちは小グループに戻り、「命の分かち合い」のセッションを持ち、識別が行われ、ミサが続きました。夕食の後、私たちは「総会ソーシャル」を楽しみました。

二つの静修のテーマである「創立世代から今日への識別」は、神言会員としての私たちの前に横たわっている挑戦を見る霊的準備となりました。オンメルボルン師は、アーノルド・ヤンセン神父の生き方と言葉に関する最初の静修を提供しました。アーノルド神父の三位一体的自己理解と自分の人生の聖霊への聖別奉献が中心テーマで、彼は全神言会会員がこの同じ寛大な精神を持つことを望んでいました。カッシアヌスによれば、これは識別の基本です。アーノルドは自分が神によって呼ばれ、聖霊の導きに従って彼が神のみ旨を行っていることを知っていました。私たちは全員、神のみ旨を識別するために聖霊を必要としているので、祈りこそが識別のために欠かせないものとなります。アーノルドの助言は実に具体的です。「私たちはいつも神にまず訊ねなければならず、そうすると状況を評価しながら、必要な助言を得、選択したことにおいてハッピーでいられます」。「ゴールはいつも最善を尽くせる場所はどこかを見極めながら霊的益を追求することにあります」。「富者からの贈り物を受け付けてもそれに目を奪われてはなりません」。「いつも自分の国のことを大切に評価する一方で、向かった先の現地の国のあり方を尊重し、もし間違った決定を下してしまったら、それを変えなさい」。「宣教は危険に身をさらすことです」。「もし成功しないならそれは神のみ旨ではなかったと受け止め、先に進みなさい」。「すべてのことを試し、善いものをしっかりとつかみなさい」。アーノルドの助言がいつも私たちを促すようにしましょう。

聖霊会のマリア・クリスティーナシスターは言いました。「識別こそが霊的刷新を養う導入です。総会議の旅路は、もし私たちがゲームを始める前にゴールは何かを識別するならば、変化のうちにある喜びへと私たちを導くでしょう。聖なる勤めが私たちの目の前にあります。これは聖霊に導かれたチームでの努力です。そこに込められている前向きの力と後ろ向きの力に気付き、神の助けが私たちの決断を促すようにしましょう。わたしたちはどのように決断しているでしょうか。私たちが選ぶ方法は私たちの価値観や人間関係、霊性を基にしています。正しい決断はこうしたものに依拠しています。今日、私たちは霊性に飢えています。私たちの時代に応えるために、私たちには深い霊性-神が私たちの心の中にいる感覚-が必要です。私たちは様々な仕方で識別します。直感が自分に語っている!はっきり見えるし分かる!私はしたいことをする!と言う人もいるでしょう。私たちは自分の心に耳を傾けなければなりませんが、私たち自身というものには気を付けましょう。神との愛と信頼に満ちた関係は、私たちが自分の霊的状態を調べるプロセスです。どの方法が私たちを神に寄り近づけるでしょうか。私たちは識別のための訓練と実践を必要としています。教皇フランシスコは、霊的識別のために、私たちは、自分たちの行動が真理へと導かれるように聖霊に任せなければならないことを強調しています。質問してください。『今日の世界のために神が望んでいることは何で、人類が望んでいることは何だろうか』と。私たちは、聖書によれば霊から生まれ、霊のうちに生きなければなりません。識別のための態度には、傾聴や祈りが含まれます。そして霊的に『踊ること』は、生きる喜びを与える私たちの願望や待望、炎を抱えて踊ることです。その反対は、生きる気力をすっかり失うことにあります。識別の態度にとって重要な要素は以下の通りです。a: 識別のために充分時間をかけてください。b: 神の手がそこに及んでいるという信頼。c: 自己認識。識別は神の愛の実りです」。

コミュニケーションディレクター:モデステ・ムニミ

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