2018年7月20日金曜日

ニュースレター と 説教

ニュースレター
・ 第1号:開始
・ 第2号:第一週
・ 第3号:第二週
・ 第4号:第三週
・ 第5号:第四週、終了

説教
・ 開会ミサ説教(クリュケ師)
・ 教皇謁見講話(教皇フランシスコ)
・ 新総会長選出ミサ説教(ブディ師)
・ 閉会ミサ説教(クリュケ師)

総会議ニュースレター 第五号

・ 7月6日 副総会長選挙

☆ 速報:副総会長決定

・ 7月7日:総顧問選出準備

・ 7月9日:第一顧問、決議と提案論議

・ 7月10日:第三、第四、第五顧問、神言会の将来の方向性

・ 7月11日:草案の決議案と提案案

・ 7月12日:振り返り、得たもの

・ 7月13日:第18回総会議閉会

総会議ニュースレター 第四号

・ 6月30日:四局面とAJSTの報告に関する分かち合い

・ 7月2日:様々な承認事項

・ 7月3日:総会長候補者に関する分かち合い

・ 7月4日:総会長選挙

☆ 速報:新総会長選出!

・ 7月5日:副総長選挙準備、決議と提案について

総会議ニュースレター 第三号

・ 6月23日:ゾーンの機能状態

・ 6月25日:聖霊会姉妹の話し、ブラザーの現実、信徒共働者パート1

・ 6月26日:財政、会計、信徒共働者パート2

・ 6月27日:特徴的四局面のコーディネーターによるプレゼン

・ 6月28日:リーダーシップ、アーノルド・ヤンセン霊性センター

総会議ニュースレター 第二号

・ 6月18日報告:総会長のプレゼン

・ 6月19日報告:識別に関する静修

・ 6月20日報告:ゾーン活動

・ 6月22日報告:バチカン市国へ

・ 教皇謁見レポート

総会議ニュースレター 第一号

・ 巻頭言

・ 総会議開始!

ニュースレター 005 7月13日報告

713日 金曜日

 ヨハネによる福音122426節の「麦粒が地に落ちて死なないなら、麦積むのままだが、もし死ねば、多くの実を結ぶ」という麦のパラドックスを中心に、センソン師は「光」と呼ばれるビデオのプレゼンに伴われたキリストに一致するためにこの箇所を用いました。これは、その日の開始の祈りの代わりになりました。ニコラス・センソン師は、その開始の祈りの中で代議員たちに、回想を促す次のような問いにおいて神の現存を感じるために準備するよう促しました。「シモン、ペトロ、わたしを愛しているか?」 問いは、「あなたに感謝します、主よ」という歌に伴われました。祈りの後で、モデステ・ムニミ師によって準備された総会議のプロセスに関するビデオの短いプレゼンが行われました。
 小グループでは同じ聖書箇所を用いて朝の845分にみことばの分かち合いを始めました。神のみことばの分かち合いの直後に、代議員たちは全体にもどり、聖霊会のシスターたちがこの総会を観察し体験したことについて分かち合うのに耳を傾けました。シャラニ・チャックンモオティルシスターは、神言会の第十八回総会議の一部に組み入れてもらった特権に、神言会と聖霊会の運営側に感謝を示しました。さらに、ここに来る少し前に、送られてきた総会議の資料を読んで既に期待にドキドキしていたと語りました。自ら、つまり自分自身や共同体生活、宣教の刷新の望みと共に、この総会議に与えられた霊的宣教的な強い促しが彼女にとって特に気になるところでした。一方、フアナ・オルテガシスターは、第十八回総会議の一部に招いてもらったことに、神言会のリーダーシップチームに感謝しました。彼女は神言会と聖霊会が、神言会の獅子心を達成するために創り上げてきた協力についてもっと勉強することを期待しています。
 ミリアムシスターは、前の議論の間に提案された訂正、コメント、推薦の後での総会議最終文書を提示するようにとカルロス・マカタンガ師に願いました。総会議文書は最終的に私たちの総会議文書、あるいは第十八回総会宣言として代議員たちに最終的に受け入れられました。マカタンガ師はまた、草案作成委員会メンバー全員に、その協力と熱心な仕事ぶりに感謝しました。
 その後で、総会議のファシリテーターとしての仕事を終えようとしていたファシリテーターたちの感謝の言葉が来ました。ノートン師は神言会の子の大きなイベントの一部となれたことに感謝し、また、わたしたちの名が私たちの使命であることは、わたしたちと共に働いている聖霊の働きであったと言いました。一方、ミリアム・アルテンホーフェンシスターは、信頼してくれたこと、特に総会議の間に導入した新しい方法論に信頼してくれたことに感謝しました。代議員たちは二人に第十八回総会議のファシリテーターとして果たしたすばらしい働きに大きな拍手を向けました。

クリュケ師は、ペテル・ドゥジツカ師に託された全議事録の承認を促し、これは代議員たちの大きな拍手をもって承認されました。
全員に感謝する前に、退出管区長のハインツ・クリュケ師は、新しいリーダーシップチームの任命をすることになっている任命を受け入れるように兄弟会員たちに求めました。引き続き、総会の間ファシリテーターとして良い仕事をしたミリアム・アルテンホーフェンシスターとティム・ノートン師、総会議秘書のジョン・シュカルスキ師とシュタニス・ロボ師、典礼担当のニック・センソン師とジョゼフ・グエン師、提案委員会メンバーであり、草案構想委員会メンバー、秘書コーディネーターのブディ・クレデン師とマリオ・ラソナベ師、ゾーンコーディネーターの諸兄、台所スタッフ、神言会信徒共働者、聖霊会シスター、アド・ジェンテス・センターのメンバー、コミュニケーションサービス、通訳者、第十八回総会議参加者全てに感謝をしました。
参入総会長のブディ・クレデン師は、全代議員、聖霊会シスターたち、神言会宣教師の仲間たちに、第十八回総会議の成功のためにたゆまぬ支えをしてくれたことに感謝しました。ブディ師はハインツ・クリュケ師に対して、神言会に指針を与えた導きに感謝し別れを告げました。また、他の総顧問メンバーのロバート・キサラ師、グレゴリオ・ピント師、そしてアルリンド・ディアス師にも、神言会のためにしたその奉仕、献身、犠牲に深く感謝しました。終了前に、謙遜に全代議員に、新リーダーシップチームが託された神言会の理念と基本方針を達成するできるように祈り、協力してくれるようにと願いました。ハインツ・クリュケ師は、総会議の議長として、公的に総会議が閉会したことを宣言しました。代議員たちは大きな拍手でこれを承認しました。



セレモニーは退出管区長のハインツ・クリュケ師の主式、新旧総顧問の共同司式で捧げられました。その説教は神と全員への感謝のうちに始められました。「第十八回総会議の終わりにあたり神に感謝するために集まるに際し、神言修道会の名において、ここにおられる皆さん、兄弟会員をはじめ、シスター方、宣教の仲間たち、恩人、全世界で共に歩んでいる人々、皆さんの宣教を可能にするために寛大に分かち合ってくださったすべての人々にも感謝したいと思います。皆さんがいらっしゃらなければ、神言修道会は今日のようではなかったでしょうし、あらゆる生活環境の人々、特に貧しい人たちに奉仕しながら、全世界の多くの国々で行っていることを行うことはできなかったでしょう。今回の総会議の招きは、みことばの生き方と宣教使命について黙想しながらの「弟子性のための指針」を見出すための再手引きであるし、有り続けるでしょう。主の導きを祈り求め続けなければなりません」と。

その説教は、しかしながら、「弟子性のための指針(真福八端)」のテーマに集中しました。真福八端は、ハインツ師が強調したように、ある種イエスに囲まれた内なる伝記となっています。その姿を語るポートレートの一種になっているのです。「弟子性のための指針なのです」とは、ベネディクト教皇が言っていることであり(『ナザレのイエス』74)、最近教皇フランシスコはこれに加えて「『真福八端はキリスト者の身分証明書のようなものです』と加え、『一人ひとり、自分の仕方で、イエスが真福八端の垂訓で語っていることを行う必要性があります』(『喜びなさい、大いに喜びなさい』63)と言いました」。刷新と変化には、命、イエス自身の模範に戻ることが求められます。この基本に立って、「変化の霊性」がその方向性を示すことができるのです。
真福八端(マタイ5112節):「イエスはこの群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。そこで、イエスは口を開き、教えられた。『心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。』」
「『わたしのために、わたしの名において』…最後になってのみ、イエスは自分を中心に据えます。人生の様々なことで埋まってくると、時々私たちは、宣教はイエスのものであって、単純に、わたしたちのものではないということを忘れてしまいます。マザー・テレサがそのシスターたちの仕事について「わたしたちは何かのためではなく、誰かのためにこれを行っているのです」と言った通りです。そしてこの「誰か」が、ネミにおける神言会の第十八回総会議の間、わたしたちに、ご自身を中心に据え直すようにと求めている方なのです。ヤンセン神父の人生のように、主における生活の素朴さと深い信仰は、必要な刷新をもたらし、わたしたちが継続できるようにしてくれるでしょう。
刷新とは、イエスを中心に返すこと以外の何物でもありません。これが、教皇フランシスコが三重の実現すべき務めとして行っていることです。『イエス・福音をわたしたちの中心に据えること、そしてこれには一つの回心、一つの変化が続かなければなりません。主を見つめること、主がわたしたちを呼んだ方であって、わたしたちをもう一度呼んでおられる方であることを思い起こすこと。もう一度出かけて行き、その名において宣教を行うために』。
 終りに、教皇フランシスコの言葉を用います。『イエスへの歩みを進めるたびに、わたしたちは彼がすでにそこにいて、両腕を広げて私たちを待っておられることに気付きます。今は、イエスにこう言う時です。「主よ、わたしは騙されてしまいました。何千もの仕方であなたの愛を避けました。それでも、今一度、わたしのあなたとの契りを刷新するために、わたしはここにいます。あなたが必要です…」』(《喜びなさい、大いに喜びなさい》3)。そして勧告の後の方で、教皇は(ヨハネパウロ二世を引用して)こう書いています。『もしわたしたちがキリストの観想から始めてきたのなら、イエス自身が自分のものだと定めることを望んだ人々の顔の中に何よりもイエスを見出すことができなければなりません』(《喜びなさい、大いに喜びなさい96)。それは、貧しい人たちであり、疎外された人たちのことです。『彼(主)に捉えられると、わたしたちは自分のカリスマのすべてを他の人々に奉仕するために用いるように自分を鼓舞します。わたしたちがその愛に駆り立てられていると感じていたいものです(IIコリント5章14節)』(《喜びなさい、大いに喜びなさい》130)。わたしたちの創立者アーノルド・ヤンセンはわたしたちをこう励ましています。『神へのまったき信頼をもって進みなさい。そして改めて、自分の人生を聖なる謙遜のうちに立て直しなさい。そうすれば、神である主はあなたとともにいてくださいます』」。

 聖体祭儀は、とても国際的に、また喜びに満ちて祝われました。祭儀の最後に、全代議員たちは最後の祝福の後、派遣されました。これに加え、新リーダーシップチームは退出総顧問たちによって派遣されました。

 グラツィエ・ミッレ。サンキュー・ベリーマッチ・トゥー・ユー・オール。マラミン・サラマッ・ポ・サ・イヨン・ラハッ。



新顧問のことば

 
第11代総会長の感謝の言葉

第12代総会長の感謝の言葉