2018年7月14日土曜日

ニュースレター 003 6月28日報告

6月28日 木曜日


 この木曜日は、聖アーノルドの人柄に着想を得た祈りで始まりました。わたしたちは彼の言葉を聞き、その中で、祈りと宣教活動を不可分に生きる呼びかけを聞きました。精神の無い務めは、盲目となり当てもなくさまよい、活動のない霊性は空虚にとどまるからです。
 続くセッションにおいては、総会議のファシリテーターのティム・ノートン師と、ミリアム・アルテンホーフェンシスターが、総顧問によって提案された選挙のプロセスについての指針をくれました。これは、透明性と責任を伴ったよい識別のために必要な秘密性と真剣さの求められるプロセスです。
 彼らはリーダーシップチームにおいて来る六年間、未来において私たちを導く人々の選出にふさわしい候補者が上がってくるために勧められるプロセスのステップを示しました。
 質問に答えていくつかの疑問を晴らし、さらなる情報を提供してから、提案を受理するか拒絶するかの決断をするための部分は、午後のセッションに回されました。
 そこで、ハインツ・クリュケ師とグレゴリー・ピント師が言葉を受け、自分たちのリーダーシップにおける体験から、この数年間の喜びと悲しみ、有り難いことと困難について紹介しました。
 ハインツ師は、開かれた心で、総顧問の実践の間の大きな関心事と考慮事項や、体験してきた困難や喜びを分かち合いました。感動的な話と共に、彼は総リーダーシップ奉仕で様々な役目を占めようとしている人々について考慮するための点を指摘しました。
 大いなる誠実さと自由と共に、彼は自分が感じ取ったところから、異なる生き方を再イメージし、リーダーシップを実践する新しいスタイルを紹介していました。
 彼はまた、この総顧問の間に植えられた種が自分の前任者たちによって行われた偉大な業に継続性を与えるつつましやかな貢献であると、信頼のうちに、彼の未来のための好みと願いをも表現しました。
 続いてグレゴリー・ピント師も、他の総顧問を代表して、一つのチームとして自分たちを認めることのできた光と影を分かち合いました。彼は今回、より神言会を知り、愛するという大いなる祝福と機会として強調しました。
 現実味をもって彼は、体験した困難を表現し、彼らがこの六年間の収穫のうちに達成できた大小のできごとを表現しました。
 温かい拍手をもってわたしたちは、この偉大な責任を受け入れた寛大さの価値を認識する神言会全体を代弁して、代議員として彼らの奉仕に感謝をしました。
 午後には早速、前選挙段階のために提案された方法とプロセスの承認をもってセッションを再開しました。改めて、新しい考慮事項と質問のための短時間の後、最後に、総会議は提案された方法論を受け入れましたので、これで私たちの間で働く聖霊の光に照らされてよい識別ができるだろうと期待しています。
 続いて、ガイ・マソラ・ミド修士の発表が続きました。彼はアーノルド・ヤンセン霊性センターの一時的停止に関する報告をしました。彼は、アーノルド・ヤンセン霊性センターのその起源からはじめて、その発展、続きを見直し評価するために時間を取ろうという神言会・聖霊会・永久礼拝会の総顧問たちの決定までに出て来た困難などの短いまとめを紹介しました。
 センターの一時休止についてのいくつかの理由を並べた後、彼は総まとめから取られた段階についてコメントしました。彼は今のセンターの状況、研究の結果、助言、新しい選択肢に向けて動くために集められた情報すべてに関する情報提供をしました。
 確かに私たちは、宣教活動を展開している文化状況や時代の挑戦に応えるであろう新しい促しと刷新された構造を必要としています。この数年の奉仕の間、このことを無視することはできませんでした。アーノルド・ヤンセン霊性センターは多くの祝福をもたらし、溢れんばかりの実りを生み出しました。センターは会の創立世代の情熱と精神をもってわたしたちを培ってくれました。これは私たちの人生と使命を分かち合う信者の皆さんにも同じです。
 午後の最後のセッションは、小グループになって、どのようにすれば霊性を、わたしたちが自分たちの宣教に水をやり栄養をやることのできる資源とすることができるかについて自問することになりました。それでわたしたちは、次々と出ている提案について振り返り、管区レベル、ゾーンレベル、全体レベルでどのように霊的鼓舞を生きるかについて振り返りました。
 夕食の後、ドイツ管区の宣教事務と会計と分かち合いをしました。彼は、わたしたちの管区にある多くのプロジェクトを経済的に支える聖アウグスティン宣教事務の働きを詳細に紹介しました。
 こうして、激しい作業と、多くの感情が動き、霊的静修の二日目を生きるための明日への良い前提姿勢をもって、この一日が終わりました。

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