水曜日は、朝食後、大ホールに集まって祈りをしました。その中でウガンダの聖カルロ・ルワンガと同志殉教者たちを記念し、生きるために叫んでいるアフリカ大陸にある現実全てを思い起こして祈りました。
その後で小グループに戻り、私たちの諸文化の交わる生活や宣教における女性や信徒との関わりについて作業をしました。そこで私たちは気になっていることを表現し、経験を分かち合い、この局面において成長するための将来の計画の小道を一瞥しました。
私たちは、自分たちが他者との補完性の関わりを生きるように招き、相違が私たちを分裂させるのではなく豊かにし、福音宣教能力を広げる場へと招く神の使命のうちにある道具であることを知っています。
朝の第二部では、私たちは大ホールに再び集まり、聖書使徒職のコーディネーターであるマレク・ヴァヌス師と、宣教総事務局長のスタニスラウス・ラザル師の報告を聞きました。
マレク師は、聖アーノルドの生活と働きにおいて、神のみことばの重要性を強調し、自分たちのアイデンティティと使命を常に思い出させる名である、神言修道会という名を負っていることがどれほど誇らしいかを強調しました。み言葉への傾聴、み言葉を祝うこと、み言葉の生活は教会生活とその活動の心臓です。
わたしたちの歴史の様々なステージに存在する聖書的次元は、わたしたちのあり方、行い方の中心的で特徴的な点となっています。
そこで、聖書コーディネーターは、この奉仕に捧げているスタッフや計画、構造、活動、様々な管区・準管区・宣教地区において進められているプロジェクトを紹介しました。聖書研究に特化した会員、目的を獲得するためのより大きな献身、生涯養成の活動における共同体の参加、これから取り掛かる小道を続けるためのこうした発意を支えるリーダーシップチームの支えが必要です。
他の挑戦は、盛り上げ、コミュニケーション、新しい小道の模索に見いだされます。この局面は、「担当者に限った」問題だと考えている会員もいるようですが、これは私たち全員に関することです。他の組織とのつながり、編集作業、司牧活動における聖書的盛り上げのための資料の様々なフォーマットでの流布も特筆すべきものです。
続いて、宣教事務局長のスタニスラウス師の発表の番です。そこで彼は奉仕の期間中に出会った自分の役割、特筆すべき励まし、行ってきた仕事、挑戦について語りました。
彼は、管区・準管区・宣教地区の組織と宣教事務局のつながりに関する状況や、教会において洗礼を受けた人々すべての宣教意識が活性化されるための盛り上げ、共同でのまとめ、基金集めを実現していく方法を提示しました。
わたしたちには、共同体に宣教への感性を与え、わたしたちの使徒職により決然とした宣教者としての顔つきを与え、わたしたちを世界宣教へと開くのを助けるいくつかの発意があります。
ここ数年の間に作られてきた資料はたくさんありますし、神言会のためにも信徒のためにも行われてきた会議やワークショップもありますが、いずれにせよ、総顧問から受けた新しい宣教の重要性と、信徒の様々なグループに同伴し導くより近い方法を強調する必要があるのは全員に同じです。
この局面は管区の全レベルにおいて、他の諸局面とのつながりにおいても、初期養成においても、新宣教師とも働かれるべきものです。
現代という文脈におけるグローバル化、デジタル文化、テロリズム、原理主義、家族や青年の現実は、今日の宣教を再考したり再イメージするようにと駆り立てています。宣教は侵略や改宗、支配や権力の問題ではありません。これは何よりも、愛と証しと奉仕の問題です。福音宣教をする情熱と喜びが盗まれないようにしましょう! イエスの使命が私たちの使命となり、私たちがイエスの霊の力と共に続けられますように。
午後には、わたしたちは正義と平和と被造物の統合コーディネーターのパウロ成井大介師と、コミュニケーションコーディネーターのモデステ・ムニミ・オスング師の報告について振り返りました。
大介師は、正義と平和と被造物の統合に関する幅広い報告を提供しました。この概観の中で、彼は内向きレベルと外向きレベルに言及しました。彼は私たちに、現代世界の緊急な現実に向き合うために行なわれた様々な発意や活動を紹介し、より大きな変容を成し遂げつつこれらに応えるための指針をいくつか示しました。そこで彼は、ゾーンや現地のコーディネーターを通して管区と総本部との間でつながる方法や、この気づきと推進の奉仕を続ける構造や導管を紹介しました。正義と平和と被造物の統合と共に、わたしたちは、互いに補完し合い、最も脅威にさらされた環境の保護に役立ち、最も貧しく、最も疎外された物への奉仕のうちにあるVIVATの活動を見ることができます。
この局面を通して、わたしたちは「最後の者を一番に据え」中心から外れたものに奉仕するという選択を実践できます。
正平被統の報告の後で、コミュニケーションコーディネーターのモデステ・ムニミ師を通してコミュニケーションの局面に関する報告が来ました。ムニミ師は、コミュニケーションは「マス・メディア」に狭められたり、それに終始されてはならない、なぜなら何よりもまず、あらゆるコミュニケーションの基本は、人と人との人格的なコミュニケーションだからだ、ということを思い起こさせてくれました。
発表が進むにつれ、彼は、発行、出版社、書店、コミュニケーションセンター、テレビスタジオ、ラジオ、様々なネットワークやサイトの檀上などで推進されている無数の活動、プロジェクト、提案を見出すことができる、コミュニケーションに関する諸管区によって運営されている諸活動の報告が繰り広げられて行きました。
彼は要請の初期段階からこの局面を含み、この領域のために兄弟会員を訓練し、力を合わせようと求め、コミュニケーションを通して私たちの福音宣教への献身をより断定的な仕方で視覚化するのに役立つチームで働く必要性を強調しました。
結論として、彼は新しいメディアの使用のために私たちが独創的で、資源に満ち続けているように、「デジタル時代におけるグローバルな宣教」へと動いていく新しいコミュニケーションの流行を考慮し続けるようにと挑戦しました。
こうした四つの総本部にいるコーディネーターの報告に注意深く耳を傾けたセッションの後で、小グループに分かれて振り返りをし、驚いたこと、発表において欠けていること、わたしたちに開かれた機会や浮き上がって来た質問や問題のエコイングを交わしました。
このように、わたしたちは情報や反省、呼びかけ盛りだくさんの、もう一つの大変な作業の日を終えましたが、わたしたちはこの貢献が意味があり、宣教のわだちに多くの寛大な努力があったのだという満足感に浸りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿