2018年7月14日土曜日

ニュースレター 004 7月2日報告

7月2日 月曜日

 明るく晴れ晴れとした月曜日の朝8時30分、参加者は総会議第三週の第一日目のために大ホールに集まりました。朝の活動はセンソン師によって導かれた祈りをもって始められ、そこで新しいリーダーシップチームの選出に捧げられることになるここ数日のためにいっそう熱心に祈る必要があることが強調されました。祈りの後で、アルテンホーフェンシスターは、シュカルスキ師に、総会のここまでの議事録を読むようにお願いしました。それから彼女は、候補者について考える個人の時間を過ごし、より深く「霊がわたしたちを導く場所はどこか、だれがそこにわたしたちを導くのか」を聞くようにと促しました。また彼女は、代議員のみが新総会長の名を挙げ、選ぶことができることを指摘したうえで、選出プロセスのための指針を提案し、選出の結果に関する秘密性を代議員たちに思い起こさせました。小グループから確かになって来たよいリーダーの特質が、ビデオのプレゼンテーションで示されました。
 しばらく個人の振り返りと祈りの時間を費やした後で、参加者たちは再び大ホールに戻り、第17回総会議の決議と提案の履行に関する報告を発表しました。発表の前に、ノートン師は、総会長の任務と総顧問メンバーのための終生誓願後の年数に関する規定を考慮した問題を明確にしました。そこでディアス師は、決議と提案を引き継いで発表しました。彼は、2012年の第17回総会議が神言会の指針を承認し、2006年の第16回総会議の決議と提案の数を再確認し見直したこと、そして新しく決議と提案の数を承認したことに言及しました。
 決議の一つは、アーノルド・ヤンセン霊性センターに関連することでした。シュタイルにおけるセンターの諸活動が一時停止するのと同様に、新しい決定が提案されました。それは「各管区に次の三年間のうちに、アーノルド一家のメンバーが相互に評価し豊かにし合うことを推進する現地共同体で用いられるべき回想の手引きを展開させ送付すること」です。前述の決定は拍手をもって承認されました。
 他の決定には、神言会の総顧問が担っている諸文化の交わりに関するものです。「以下のことを提供しながら、霊性や他の領域に関してより完全な諸文化の交わりに向かう努力の継続を監督する。1:必要な構造、2:ふさわしい訓練、3:責任あるネットワーク、4:利用のための演壇とこうした資料に関する継続的発展。このような努力は、聖霊会との協力のうちになされなければならない」。この提案は拍手のうちに承認されました。
 ディアス師は、例えば人身売買に関する問題といった他の決定を紹介しました。「第17回総会議は国際VIVATと共に正平被統の総コーディネーターに、人身売買に関して私たちのメンバーたちを教育する方法と意味を考案し、この恐ろしい災厄の世界を取り除くために他の人々と協力する方法を模索する権限を与える」。前述の決定は拍手をもって再承認されました。
総会によって再承認された他の決議は、ブラザーに関するものです。「神言会の全事務所は、終生誓願の兄弟全員に開かれており、それゆえ、総顧問は、総財政管理を通して、この点に関する努力を続け、ヴァチカンの省がこの要求に応えてくれるように駆り立てて、修道共同体と協力する」。
諸管区の自立会計に関する決議は、わずかに再形成されました。「各管区の自立会計は総顧問と会全体の優先事項であり続ける」。決定は参加者の拍手で再承認されました。拍手で承認された他の決議は、信徒連合団体のアーノルド一家の一部としての公認に関するものでした。
 諸決議を発表した後で、ディアス師は、移民難民使徒職、管区・ゾーン・全体レベルの集会や総会における信徒の参加、初期養成と生涯養成、会の運営管理などに関する提案も紹介されました。養成に関するゾーン間協力に関する提案も提唱されました。この提案は、養成担当者たちを励ますもので、自分たちの管区にとって最善の実践は何かを知るようになるために会の他の養成の家で、ある種の体験学習をするものとして定式化されました。
ディアス師は、養成の修練期後のプログラムの定期的な評価に関する提案にも触れました。全評価プロセスにおける、また評価のための方法の定式化とデザインにおける養成のレベル全体に関わる者の包含を明言する提案の再定文化を考えて、介入が持ち上がりました。代議員たちは提案された提案の包含に関して票を入れました。
決議と提案の発表の後で、参加者たちは自分の言語グループのもとに行き、正午に聖体祭儀を祝いました。クオン・ドゥック・ディン師が英語ミサの司式をし、マルセロ・カッタネオ師がスペイン語ミサの司式をしました。
午後には、異なる小グループのメンバーたちは、自分たちが提案する総会長と総顧問メンバーの役職への候補者を発表するために顔を合わせました。代議員たちによって承認された、選出の前のプロセスの新しい手順が小グループのメンバー一人ひとりに導入され、そこで、候補者の名前を告げるとともに、その理由をも語ることになりました。四票以上を獲得した人々が予定候補者のリストに含まれることになりました。小グループでのミーティングの後で、代議員たちはゾーンに分かれ、そこで最初のリストに載っていなかった候補者がもしいればそれを加えました。予定候補者の最終リストは、掲示板に貼られました。それまでの間、他の参加者たちはメキシコとブラジルのサッカーを観戦していました。

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